笑顔は世界の共通言語 -埼玉県久喜市で育む異文化理解-

皆さんこんにちは。WorldClassroomカスタマーサクセスチームです。

先日、埼玉県久喜市立鷲宮中学校にて、フィリピンとのオンライン国際交流が行われました。当日の様子は、鷲宮中学校のホームページでも紹介されていますのでぜひご覧ください。(1月23日掲載)

https://www.kuki-city.ed.jp/_view/washinomiya-j/home/index/nikki

WorldClassroom オンライン国際交流授業

画面越しの学びと友情

「好きなアニメは?」「好きなスポーツは?」など、お互いのことを質問をしあう生徒。国の違う生徒との意外な共通点に盛り上がったり、日本のアニメがフィリピンでも多く知られていることに喜びと驚きを見せていました。

自己紹介で仲良くなったあとは「相手の文化」についても話が発展し、「ありがとうって何て言うの?」「有名な食べ物は?」などと、楽しみながら学ぶ姿勢がありました。フィリピンの「ありがとう」を教えてもらった生徒たちは、何度も「サラマッポ(Salamat po)」の言葉を繰り返し、相手の文化に寄り添う姿が印象的でした。

三線の演奏で日本文化を紹介

交流の最後には、鷲宮中学校の生徒さんが三線と歌を披露。素敵なプレゼントに、フィリピンの生徒さんも大喜びでした。

交流前は「緊張」「不安」

交流実施前に生徒の気持ちを聞くと、最も回答が多かった感情は「緊張や不安」でした。

一番最初に、交流を実施すると聞いたとき、どのように感じましたか?

  • 英語が苦手なので、うまくできるか不安。
  • 良い経験になりそうだけど、話せるかどうかが心配。
  • 聞き取れるか、ついていけるか不安。でも、英語が大の苦手な私にとって、新しいきっかけになるかもしれない。
  • 英語は苦手だけど、挑戦してみたい。

緊張と期待が入りまじる中で始まった交流も、授業のあとには生徒たちの気持ちに大きな変化が生まれました。

交流後の生徒からのコメント

交流を終えた後の気持ちはどうですか?

  • 話が通じたときには達成感があり、同じことが好きだという共通点が見つかったときには嬉しかった
  • 海外の人に日本のことを伝えられるように自国のことを理解したい
  • 自分の殻を破って楽しむことができた
  • 相手の文化を受け止めること、笑顔で話すことが大切だと思った。

最初は不安を抱えていた生徒たちが、交流を通じて「英語で話す楽しさ」「異文化に触れる喜び」を実感し、新たな挑戦への意欲が芽生えました。

最後に

WorldClassroomでは「世界の教室をつなぐ」をコンセプトに、まるで隣の教室に遊びに行くような感覚で、気軽に同世代とのオンライン国際交流を実現します。

国際交流は、実践的な英語学習の場であるだけではなく、母語が通じない環境でコミュニケーションの本質を学び、対話を通じて自分や自国を見つめ直す機会にもなります。また、自信を育み、成長を促すなど、多くの良い影響をもたらします。

WorldClassroomのオンライン国際交流授業に少しでもご関心のある学校教育関係者の方は、下記のリンクからお気軽にお問い合わせください。

classroom.hello-world.city/contact/