【導入実績】実践的な英語学習を生徒に届けたい

本年度名護市教育員会では、市内の中学校全8校において、WorldClassroomを導入いただきました。

昨年度、名護市内の名護中学校と大宮中学校の2校に先行導入し、本年度は市内の他の中学校への導入拡大となります。

決め手は生徒の変化

本年度の市内全体導入に繋がったのは、「生徒の変化」でした。

実際にWorldClassroomを利用した先生からは、取り組みを通した生徒の変化を実感する声が聞こえてきました。

英語が苦手な生徒も変わっていった

昨年度、実際にWorldClassroomを利用した名護市大宮中学校の仲地先生は「英語が苦手な生徒の変化」を語ってくれました。

「ある音読練習の時間に、英語が苦手なある生徒が隅っこにいるのに気がつきました。何をしているのか注視してみると、認識率を上げるために何度も何度も繰り返し練習をしていました。自分が読めていないところに対してなぜなのかを考えて、友達にも意見を聞いて、改善しようと努力していていました。これまでならすぐに諦めて先生に聞いていた生徒が自分で取り組むことにモチベーションを持ったこと大きな変化でした。」

これまで英語学習に対するモチベーションが低かった生徒が、自分で積極的に試行錯誤をしながら、学習に取り組むようになったのです

その姿が仲地先生にとって非常に印象的だったようです。

生徒の新たな気づきが生まれるWorldClassroom

WorldClassroomが、生徒に新たに気づきを与えると語るのは、同じく昨年度WorldClassroomを利用した名護中学校の松田先生。

「これまで音読練習は、みんなで読んで、みんななんとなく読めた感じで終わっていた。けれど、WorldClassroomでは、本当に発音ができているか判定されるため、生徒一人一人が自分ができているところ、できていないところを確認できるようになった。」

昨年度WorldClassroomを利用した生徒のアンケートによると、「WorldClassrooで英語を学習する目的・意味が明確になった」と答える生徒が93.2%に上ります。

これまでなんとなく取り組んでいた、なんとなくできる感じになっていた学習から、生徒自身が取り組む理由や取り組むポイントを見出すまでに変化しています

実践的英語教育の担い手として

名護市教育委員会英語指導主事の千葉晶子先生は、昨年の2校導入を踏まえ、今年の大規模導入を決める中で、WorldClassroomの実践的英語教育に着目している

「名護市はもともとさまざまな英語プログラムを取り入れていた。しかしコロナ禍に突入したことでできる実践的な学習プログラムを探していた。そんな中、WorldClassroomはシステムと国際交流で実践的な英語学習を提供しているため、興味を持った。」と千葉先生は語っている。

昨年度の名護市内2校での実証では、実際に国際交流を実施し、教室に生きた英語が入り込む世界を実現

それだけでなく、個別最適な学びの実現も今年の大規模導入へと繋がった。

「今、生徒1人1人に個別最適な学びが求められている。生徒が読んだ文章を判定するWorldClassroomは、個別最適な学びの実現という意味でも、大きく貢献している。」と千葉先生は話す。

まとめ

昨年度市内2校での実証が、本年度の市内大規模導入に繋がった、名護市教育委員会。

WorldClassroomは国際交流を教室で行う実践的な英語学習だけでなく、個別最適な学びの機会の提供が、生徒や先生に支持されているようです。

WorldClassroomは、国際交流機会の提供だけではなく、国際交流に向けたスピーキング練習もシステムで一貫して取り組むことができます。「教科書を教える」だけではない、今求められている英語教育を実現します。

WorldClassroomに少しでも興味を持っていただけた方は、こちらからお問合せください。